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”シングルマザー”になったAさんの体験談

  • yoshimura03
  • 2018年7月5日
  • 読了時間: 3分


別居して6年、離婚して5年。

8歳の息子から、ある日

「俺のお父さんは?」と聞かれた。

今まで一度も聞いてきた事がなかったから

突然の事でビックリした。

周りをみれる年齢になってきたので、

そろそろ何かを感じているかなと思ってたけど、

きっと息子も息子なりに勇気を出して私に聞いてきたのだと思った。

でも私は、咄嗟の事すぎて何も答える事が出来ず笑ってごまかす事しかできなかった。

いつか聞いてきたら、その時はちゃんと向き合って真剣に話をしようと思っていたのに、

それができなかった。

「お父さんは?」と聞かれた事より、

私がちゃんと答えられなかった事に、もどかしさを感じ、

今も心の中でモヤモヤしているまま。

息子に

「お父さんは?」と聞かれた後に

〝会いたい〟とも言われた。

でも会わす事はできない。

息子に聞かれるより前に元旦那にアポを何度かとっていたけど、

〝会える状況ではない〟と断られているからだ。

離婚したいと言い出したのは私。

離婚する決意をしたのも私。

若かった私は、周りの意見も聞かず、子供の事も考えず、

離婚すると言う事がどれほど後に子供が辛い思いをするかも知らず、

ただ、自分の事しか考えず出した答えだった。

今となれば、あの時、自分の出した答えが間違っていたのかもしれないと思う時もある。

自分が出した答えに後悔したくない。

今、振り返ってみると、” 後悔していない ” と自分に言い聞かせていたんだろうと思う。

厳密に言えば、「後悔してはいけない」と言う言葉の方が合っているかもしれない。

後悔したら、何もかもが崩れそうな気がしていたから。

何かの糸がプツンと切れそうな気がしたから。

今も、正直、後悔する時もあるけど、

ただ、私が自信を持って言えることが1つだけある。

それは、あの時の私も必死で毎日一生懸命生きていて、精一杯頑張っていたという事。

毎日辛くて、とりあえず、この状況から早く抜け出したい!

そう思って毎日過ごしていた。

1日1日が重く辛かった。

いろんな人から反対されたりもした。

私より忍耐力がある人は私のことを、

”何もわかっていない母親”

だと言う人もいると思う。

自分でも何が正解で、何が間違っているのか分からないけど、

あのとき感じていた私の気持ちに何1つウソはない。

どんな状況であれ、そのとき決断した私も私。

あれから5年が経ち、

今となれば、後悔する時もあるけど、

私があの時、選択した答えに否定も肯定もせず、

自分の選択をありのまま受け入れることができているのは、

私が、ほんの少しでも成長した証だと思うから。

私のように、

”自分が出した選択を間違っていたんじゃないか” と不安になったり、後悔している人も世の中には少なくないと思う。

感じるその気持ちにはウソをつかず、

ただ、ありのままに感じてみて欲しい。

後悔しているのであれば、後悔を感じる、

不安に感じているのであれば、不安を感じる。

逃げたかったのであれば、そのとき逃げたくなるほど苦しかった自分の気持ちを感じる。

その気持ちだけは誰が何と言おうとウソではないから。

そして、その気持ちに否定も肯定もせず、

「私、今、こう感じてるんだ」とただ認めてあげてほしい。

そうすると、ある時、自分の中に2人の自分がいる事に気が付く。

まだ少し悲しみを感じている私と、

それを客観的に見ている私。

あとはその2人の自分にまかせておけば、何か上手くいくと思える日が来るから。

私には可愛い娘と優しい息子がいる。

これからも2人の為に、私のために、私は成長し続けたい・・・。

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